新ひだか町静内「オオハクチョウ」越冬データ


 
北海道最大のハクチョウ越冬地、静内川河口域


 
近年、静内市街地を流れる古川での越冬個体数も増えている



1984〜1993年データ
年  初 渡 来 飛 去 日 最大数 (月/日)
備    考
 1984〜85 
 (昭和59年〜昭和60年)
 11月20日  3月 5日   60羽(3/5)
 1985〜86 
 (昭和60年〜昭和61年)
 10月22日  3月11日   64羽(3/11)
 1986〜87 
 (昭和61年〜昭和62年)
 10月19日  3月28日   70羽(1/20)
 1987〜88 
 (昭和62年〜昭和63年)
 10月24日  4月14日   93羽(3/17)
 1988〜89 
 (昭和63年〜平成元年
 10月23日  3月27日   85羽(2/22)
 1989〜90 
 (平成元年〜平成2年)
 11月 3日  3月21日  106羽(1/29)
 1990〜91 
 (平成年〜平成3年)
 10月25日  5月 6日  120羽(1/ 6)
 1991〜92 
 (平成3年〜平成4年)
 10月16日  3月30日  174羽(3/10)
 1992〜93 
 (平成4年〜平成5年)
 10月17日  4月 5日  152羽(1/17)

     白鳥初認日 (1995年(平成7年以降〜一部断続)
     
      ●1995(平成 7年)11月 7日〜 7羽/A〜成鳥 7羽・J〜幼鳥0羽
      ●1996(平成 8年)10月11日〜 2羽/A〜成鳥 2羽・J〜幼鳥0羽
      ●1999(平成11年)10月21日〜 5羽/A〜成鳥 5羽・J〜幼鳥0羽
      ●2005(平成17年)10月19日〜 2羽/A〜成鳥 2羽・J〜幼鳥0羽
      2009(平成21年)10月10日〜 5羽/A〜成鳥 5羽・J〜幼鳥0羽
    
2010(平成22年)10月11日〜19羽/A〜成鳥14羽・J〜幼鳥5羽
     ●2011(平成23年)10月20日〜 3羽/A〜成鳥 3羽・J〜幼鳥0羽
     2012(平成24年)10月23日〜10羽/A〜成鳥 9羽・J〜幼鳥1羽

      2013(平成25年)10月13日〜 6羽/A〜成鳥 6羽・J〜幼鳥0羽 
     2014(平成26年)10月21日〜 4羽/A〜成鳥 4羽・J〜幼鳥0羽
 
     ●2015(平成27年)10月15日〜 2羽/A〜成鳥 2羽・J〜幼鳥0羽
 
    2016(平成28年)10月16日〜 4羽/A〜成鳥 2羽・J〜幼鳥2羽   
     2017(平成29年)10月19日〜 4羽/A〜成鳥 3羽・J〜幼鳥1羽    



     越冬数調  (2004年(平成16年)12月以降/A〜成鳥、J〜幼鳥。調査日は毎月第二日曜日)

調査日 越 冬 数 計
越   冬   場   所

  静内川・河口域  静内川・うぐいすの森  静内川・目名大橋  田原〜神森・牧草地   古川(市街地) その他(静内川中流等)
 平成16年
 12月12日
  68羽 (A 61・J7)   52羽 (A48・J 4)   3羽 (A2・J1)  13羽 (A11・J2)   0羽   0羽      −
 平成17年
  1月 9日
 123羽 (A109・J14)   99羽 (A89・J10)   4羽 (A4・J0)  20羽 (A16・J4)   0羽   0羽      −
  2月13日  194羽 (A172・J22)  190羽 (A168・J22)   4羽 (A4・J0)   0羽   0羽   0羽      −
  3月13日  241羽 (A215・J26)  192羽 (A178・J14)   0羽 (A0・J0)   0羽  19羽 (A17・J2)  30羽 (A20・J10)      −
 平成18年
  1月 8日
 186羽 (A168・J18)  147羽 (A136・J11)   6羽 (A5・J1)  15羽 (A13・J2)   0羽  18羽 (A14・J4)      −
  2月12日  255羽 (A233・J22)  191羽 (A183・J8)  13羽 (A13・J0)  12羽 (A10・J2)   0羽  39羽 (A27・J12)      −
  3月 5日  109羽 (A100・J9)   89羽 (A85・J4)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)  10羽 (A10・J0)  10羽 (A5・J5)      −
 11月19日   47羽 (A 38・J9)   34羽 (A28・J6)   0羽 (A0・J0)  13羽 (A10・J3)   0羽   0羽      −
 12月10日   83羽 (A 65・J18)   31羽 (A25・J6)   18羽 (A18・J0)  21羽 (A16・J5)   0羽  13羽 (A6・J7)      −
 平成19年
  1月 7日
 198羽 (A170・J28)  153羽 (A135・J18)   6羽 (A6・J0)  22羽 (A19・J3)   0羽  17羽 (A10・J7)      −
  2月12日  334羽 (A297・J37)  257羽 (A238・J19)  24羽 (A18・J6)   4羽 (A4・J0)   0羽  27羽 (A17・J10)  22羽 (A20・J2)
  3月11日  123羽 (A102・J21)  100羽 (A86・J14)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   7羽(A7・J0)  16羽 (A9・J7)   0羽 (A0・J0)
 11月17日   33羽 (A 33・J0)   15羽 (A15・J0)   0羽 (A0・J0)  16羽 (A16・J0)   0羽   2羽 (A2・J0)      −
 12月 9日   97羽 (A 86・J11)   46羽 (A43・J3)   0羽 (A0・J0)  25羽 (A21・J4)   0羽  18羽 (A14・J4)   8羽 (A8・J0) 
 平成20年
  1月13日
 268羽 (A233・J35)  162羽 (A152・J10)   9羽 (A6・J3)  22羽 (A14・J8)   0羽  69羽 (A55・J14)   6羽 (A6・J0)  
  2月10日  186羽 (A173・J13)  150羽 (A140・J10)  14羽 (A12・J2)   0羽 (A0・J0)   0羽  22羽 (A21・J1)       −
  3月16日   51羽 (A46・J5)   51羽 (A46・J5)  0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽  0羽 (A0・0)       −
 11月 9日   47羽 (A37・J10)   24羽 (A19・J5)   0羽 (A0・J0)  14羽 (A10・J4)   0羽  8羽 (A7・J1)   1羽 (A1・J0)  
 12月14日   77羽 (A65・J12)   38羽 (A32・J6)   9羽 (A9・J0)  12羽 (A8・J4)   0羽  14羽 (A12・J2)   4羽 (A4・J0)  
 平成21年
  1月11日
 151羽 (A129・22)   87羽 (A77・J10)  12羽 (A10・J2)  11羽 (A10・J1)   0羽  25羽 (A20・J5)  16羽 (A12・J4) 
  2月 8日  113羽 (A96・J17)   81羽 (A69・J12)   3羽 (A3・J0)   2羽 (A2・J0)   0羽  27羽 (A22・J5)   0羽 (A0・J0) 
  3月 8日  128羽 (A112・J16)   55羽 (A47・J8)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   43羽 (A41・J2)  30羽 (A24・J6)   0羽 (A0・J0) 
 11月 8日   36羽 (A33・J3)   10羽 (A10・J0)   4羽 (A4・J0)  13羽 (A10・J3)   0羽  9羽 (A9・J0)   0羽 (A0・J0)  
 12月 13日   81羽 (A78・J3)   35羽 (A35・J0)   3羽 (A2・J1)  21羽 (A19・J2)   0羽  21羽 (A21・J0)   1羽 (A1・J0)  
 平成22年
  1月10日
 223羽 (A202・J21)   93羽 (A87・J6)   2羽 (A2・J0)   2羽 (A2・J0)   61羽 (A49・J12)  63羽 (A60・J3)   2羽 (A2・J0) 
  2月14日  257羽 (A227・J30)  107羽 (A92・J15)   4羽 (A2・J2)   0羽 (A0・J0)    0羽 (A0・J0)  103羽 (A96・J7)  43羽 (A37・J6) 
  3月14日  111羽 (A104・J7)   13羽 (A13・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   43羽 (A41・J2)  55羽 (A50・J5)   0羽 (A0・J0) 
 11月 19日   29羽 (A27・J2)   10羽 (A8・J2)   2羽 (A2・J0)   7羽 (A7・J0)   0羽  10羽 (A10・J0)   0羽 (A0・J0)  
 12月 12日  108羽 (A92・J16)   60羽 (A48・J12)   0羽 (A0・J0)  12羽 (A12・J0)   0羽  32羽 (A28・J4)   4羽 (A4・J0)  
 平成23年
   1月9日
 301羽 (A267・J34)  225羽 (A203・J22)  10羽 (A8・J2)   8羽 (A5・J3)   0羽 (A0・J0)  55羽 (A49・J6)   3羽 (A2・J1) 
  2月13日
 239羽 (A211・J28)   23羽 (A20・J3)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)  170羽 (A153・J17)  46羽 (A38・J8)   0羽 (A0・J0) 
  3月11日
  14羽 (A12・J2)    1羽 (A1・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)    0羽 (A0・J0)  13羽 (A11・J2)   0羽 (A0・J0) 
 11月 19日   23羽 (A18・J5)   15羽 (A10・J5)   0羽 (A0・J0)   8羽 (A8・J0)   0羽   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)  
 12月 11日   48羽 (A46・J2)    6羽 (A5・J1)   0羽 (A0・J0)   9羽 (A9・J0)   24羽(A23・J1)   5羽 (A5・J0)   4羽 (A4・J0)  
 平成24年
   1月8日
 200羽 (A179・J21)   85羽 (A74・J11)   7羽 (A7・J0)  27羽 (A24・J3)   0羽 (A0・J0)  75羽 (A68・J7)   6羽 (A6・J0) 
   2月12日  268羽 (A242・J26)  160羽 (A142・J18)   0羽 (A0・J0)  23羽 (A19・J4)   0羽 (A0・J0)  85羽 (A81・J4)   0羽 (A0・J0) 
   3月11日   88羽 (A80・J8)   25羽 (A21・J4)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)  32羽 (A29・J3)  31羽 (A30・J1)   0羽 (A0・J0) 
 11月 11日   22羽 (A20・J2)   19羽 (A17・J2)   3羽 (A3・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0) 
  12月 9日  142羽 (A126・J16)   86羽 (A80・J6)   1羽 (A1・J0)  34羽 (A25・J9)   0羽  19羽 (A18・J1)   2羽 (A2・J0)  
 平成25年
  1月 13日
 161羽 (A147・J14)   88羽 (A84・J4)   0羽 (A0・J0)  21羽 (A16・J5)   0羽  50羽 (A45・J5)   2羽 (A2・J0)  
  2月 10日  191羽 (A164・J27)   96羽 (A81・J15)   1羽 (A1・J0)   8羽 (A7・J1)   0羽  84羽 (A73・J11)   2羽 (A2・J0)  
  3月 10日  192羽 (A173・J19)   27羽 (A23・J4)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽  20羽 (A18・J2)  145羽 (A132・J13)
 11月 11日   98羽 (A79・J19)    4羽 (A4・J0)   0羽 (A0・J0)   5羽 (A2・J3)   0羽   0羽 (A0・J0)   89羽 (A73・J16) 
 128  306羽 (A284・J22)   92羽 (A83・J9)   0羽 (A0・J0)   8羽 (A8・J0)   0羽   0羽 (A0・J0)  206羽 (A193・J13) 
 平成26年
  1月 12日
 266羽 (A243・J23)   211羽 (A198・J13)   0羽 (A0・J0)  15羽 (A12・J3)   0羽  36羽 (A29・J7)   4羽 (A4・J0)  
  2月 10日  186羽 (A163・J23)   88羽 (A78・J10)   0羽 (A0・J0)   6羽 (A5・J1)   0羽  49羽 (A45・J4)  43羽 (A35・J8)
  3月 9日  390羽 (A314・J76)   23羽 (A19・J4)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽  32羽 (A27・J5)  335羽 (A268・J67)
 11月 9日   29羽 (A27・J2)   10羽 (A10・J0)   0羽 (A0・J0)  19羽 (A17・J2)   0羽   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0) 
 12月14日   74羽 (A70・J4)   49羽 (A46・J3)   0羽 (A0・J0)   6羽 (A6・J0)   0羽   7羽 (A7・J0)  12羽 (A11・J1) 
 平成27年
  1月11日
 156羽 (A140・J16)   88羽 (A78・J10)   0羽 (A0・J0)  19羽 (A17・J2)   0羽  49羽 (A45・J4)   0羽 (A0・J0)  
  2月 8日  143羽 (A131・J12)   54羽 (A51・J3)   0羽 (A0・J0)  18羽 (A17・J1)   0羽  34羽 (A28・J6)  37羽 (A35・J2)
  3月 9日   49羽 (A41・J8)   34羽 (A29・J5)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽  10羽 (A7・J3)   5羽 (A5・J0)
 11月15日   138羽 (A114・J24 )    9羽 (A8・J1)   0羽 (A0・J0)   7羽 (A7・J0) 122羽 (A99・J23)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)
 12月13日   162羽 (A144・J18 )    9羽 (A8・J1)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0) 149羽 (A131・J17)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)
 平成28年
  1月10日
 169羽 (A149・J20)   88羽 (A78・J10)   0羽 (A0・J0)  19羽 (A17・J2)  28羽 (A26・J2)   34羽 (A28・J6)   0羽 (A0・J0)  
  2月14 日   47羽 (A41・J6)   26羽 (A24・J2)   0羽 (A0・J0)  13羽 (A12・J1)   0羽   8羽 (A5・J3)   0羽 (A0・J0)
  3月13日   14羽 (A13・J1)   10羽 (A9・J1)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   4羽 (A4・J0)   0羽 (A0・J0) 
 11月13日   131羽 (A113・J18)    1羽 (A1・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0) 130羽 (A112・J18)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)
 12月11日  158羽 (A136・J22)   22羽 (A18・J4)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)   12羽 (A8・J4) 124羽 (A110・J14) 
平成29年
  1月8日
  131羽 (A115・J16)    9羽 (A9・J0)   0羽 (A0・J0)  76羽 (A70・J6)  36羽 (A29・J7)  10羽 (70・J3)   0羽 (A0・J0)
  2月12日  115羽 (A101・J14)   16羽 (A14・J2)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)  82羽 (74・J8)  17羽 (A13・J4)   0羽 (A0・J0) 
  3月12日  237羽 (A213・J24)    7羽 (A4・J3)   0羽 (A0・J0)   0羽 (A0・J0)  23羽 (21・J2)   6羽 (A5・J1)  201羽 (A183・J18) 
 ※表記:A〜成鳥 J〜幼鳥

観察MEMO

●平成16年
 12月12日〜暖秋の性なのか静内町への移動が遅いのか、周辺へと散在しているのか、静内川では62羽しか確認出来ず。
          例年と比較し約半数の個体数である。それにしてもハクチョウはどこへ行ったのか。
●平成17年
  1月 9日〜ようやく例年並みの個体数が確認された。静内川河口域一辺倒であったハクチョウの生活範囲も5〜6年前か
          ら変化し、河口域以外の中流域、周辺の水田、牧草地へと生活圏を広げたため、ハクチョウの個体数も広範囲
          での調査が必要となっている。ここ数日、ようやく寒くなってきたが河川の結氷までには至ってはいなく、思い思
          いの場所での越冬が続いている。

   
  2月13日〜河口域にハクチョウが集り、多くのハクチョウで賑わっていたが、町内各所で採食していた小さな群れがこの時
          期になって河口域に集結していた。理由は分からない。歩道橋下の成鳥四羽は一カ月前と同じ個体数であるが
          同じ同一の小群れと思われる。

 
  3月13日〜○今回も静内川河口域にハクチョウが集結していた。今回の特徴は市街地の古川にハクチョウが今シーズンか
            ら生息しており今回、初めての確認となったが、年明けから約20羽程度が日中、生息していたようだ。もう一
            つは田原地区の二十間道路側に羽のハクチョウがホルスタイン牛と一緒に牧草を食していることで、これも今
            頃の季節、例年見られる光景のようだ。
          ○古川のハクチョウについては、水質が綺麗になった証と考えられるが、静内川よりはロケーションが沼に近く、
            水草も豊富と思われることからハクチョウが好む環境であることに間違いはない。また、ファミリーでの生息が
            特徴で、他の地域から比較すると圧倒的に幼鳥の数が三分の一と多いのが面白い。恐らく幼鳥の越冬には
            水流も緩やかなことから静内川よりも生息に適しているものと思われる。

          ○ファミリーが生息している場所は、必ず上がり場用の階段がある場所に限定されており、休息をとる上がり場
            があるところに限定されているのも興味深い。その一部は、近づくと寄って来ることから人からの給餌にも慣れ、
            餌が確保出来きていると思われる。
●平成18年
   1月 9日〜○昨年同期と比較し、越冬個体数は約60羽以上が増えている。今年は例年になく降雪量が多く、また、気温が
            下がっているのが、気象的の特徴である。
          ○古川の越冬数は昨年より少なく、まだ、一回だけの調査なので推移を見ないと分からないが、今シーズンはフ
            ァミリーでの越冬が少ないというのが、特徴的である。その理由は判明しないが、人からの給餌量の差と推測
            される。つまり、静内川の方が多くの人が来て古川より多くの給餌がなされていると思われる。

   2月12日〜○今シーズンは、何十年ぶりの降雪による積雪となり、いつもは郊外に出て牧草や落穂を採餌するオオハクチョウ
            も、現在も数十cmの積雪で結局は採餌不可能な状態が続いている。これは来訪者による給餌が主体の河口
            域しか餌を確保することができないため、河口域に相当の白鳥が集結した結果、個体数カウントが増えたもの
            と思われる。ちなみに、昨年同期で61羽増となっている。
          ○古川でのオオハクチョウの個体数が徐々に増えており、これは清流化した古川には水草も多く、且つ、来訪者に
            よる給餌も増えてきたことから個体数の増につながったと考えられる。また、盛んに逆立ちして採餌をしている
            ことから河床にも水草が多く生えているようだ。

   3月 5日〜○個体数も減っており、越冬した大多数が北帰により、北へと移動した。昨年同期より132羽も少なく、今シーズン
            の移動が早いことを裏付けている。
          ○古川にも10羽しかおらず、河口域にも個体数が少ないので、郊外へ採餌のために移動したのかと考えられたが、
            中野、神森、目名。田原地区の牧草地、水田ではハクチョウを確認できなかった。移動した後と位置付けるしか
            ない。また、この10羽は午後5時過ぎには静内川河口へと移動しており、ねぐらは古川に取るときもあるが、大
            半は静内川をねぐらとして使用している。
          ○二十間道路では、ようやく雪解けした牧草地で三箇所で計10羽が採餌をしていた。昨日は、6羽だったので毎日
            場所や数が変化している。
          ○静内川河口域での個体数は、午後1時では52羽(A49羽・J3羽)であったが、午後5時30分では99羽(A90羽・
            J9羽)と47羽増となり、昼間は静内川以外の場所で採餌をし、ねぐらは静内川を使用している。

   11月19日〜○まだ、シーズン初めで個体数は少なく47羽を確認するにとどまる。牧草地で採食するハクチョウを時折見かけるが  
            今日は確認できず。
          ○新冠町朝日の牧草地で約70羽が一団となっているオオハクチョウを見つけたが、渡りの移動中なのか越冬組か
            は不明。

   12月10日〜○河口域、うぐいすの森、目名、古川と群れは分散しており、少数の群れに分かれ越冬を開始したようだ。
          ○古川にも、午後3時現在、13羽がおり、内幼鳥が7羽と例年通りにここだけは幼鳥が多い。また、うぐいすの森付
            近にも18羽がいたが、河川の幅が狭く且つ蛇行しており適度の水草も多いと思われ、個体数も増えてきた。但し
            全羽が成鳥だった。
●平成19年
   1月 7日〜○今年は暖冬で、今日現在、周辺には全く積雪がないし結氷もしていない。ちなみに今日の気温は+5度と暖かい。
          ○先月と比較し、河口域に多くのハクチョウが集結していた。
          ○古川には相変わらずにファミリーが多く、ゆったりと家族連れが生息しており、人を見ると直ぐに近寄ってくる。多く
            の人が採餌を提供していることがよく分かる。また、コガモが約20羽確認できたが、マガモは確認できなかった。
          ○目名大橋から8羽+4羽の計12羽が河口方向へ飛び去ったが、餌の関係か往来していることが分かった。
          ○アメリカコハクチョウもどきのオオハクチョウは、変わらずにうぐいすの森前にペアで確認した。今日は、背眠状態
            で、他のペアと比較し背眠することが多いハクチョウ。

   2月12日〜○ハクチョウ広場だけでも257羽を確認、町内越冬数としては初めて300羽を超える過去最高の個体数となる334
            羽を確認した。なぜ最大数になったのかという要因は前日にかなりの降雪があり、牧場での採食が不可能になっ
            たため白鳥広場に集結した結果か、それとも個体数そのものが増加したのかは分からない。
          ○古川にも相変わらずに羽が越冬中。夜中も帰らずにここでねぐらを求めているようだ。
          ○白鳥広場にあった流木を現場にいた2人にも手伝ってもらい除去。気になっていたのですっきりした。
          ○御園パイロット地区で22羽の採食を確認。付近の人によるとここにハクチョウが採食するのは初めてという。 
               
   3月11日〜○今シーズンは、ハクチョウ、マガン等冬鳥の国内移動が1〜2週間程度は早く、静内川でもその傾向があり、いつも
            はこの時期一番個体数が多いが、今回は123羽であった。しかし、朝と晩では個体数に100羽程度の差異があり、

            この数値は正午現在のもので、この季節は時間帯によって個体数が変化していく。
          ○うぐいすの森前の左岸で越冬していたアメリカコハクチョウもどきは、今日は河口の白鳥広場でペアのまま確認でき
            た。嬉しいことに嘴左上部にあった腫瘍はすっかり完治したようで、今日は取れており、平常の嘴に戻っていた。
          ○昨日、ウトナイ湖周辺へと観察に出かけたが、オオハクチョウが結構確認できた。しかし、大半は既に更に北部や
            道東へと移動を完了したと思われる。また、古川にも16羽を確認したが、うぐいすの森、目名橋にはおらず、この季節
            限定の二十間道路には7羽の成鳥を確認した。
          ○さすがにオオワシ、オジロワシのワシ類は確認しなかった。既に道東へと移動完了をしたようだ。

  11月17日〜○今日も気温8度と今年は暖秋で、ハクチョウの渡来も全国的に遅れているよう。今日は静内では合計で33羽と少ない。
            更に幼鳥が一羽もいなかったのが懸念される。目名橋から観察中に二羽が下流方向へ飛び去り、神森JRA横に移動。
          ○古川は、下流域のJR鉄橋付近に二羽を確認。後は確認できなかった。佐藤整骨院前には小さな広場と通路が出来
            ていたが、マガモ10羽、コガモ22羽の計32羽が左岸岸へ上がり背眠していた。
          ○新冠町朝日の牧草地で約12羽が一団となっているオオハクチョウを見つけたが、昨年はこの時期70羽確認している
            ことから今シーズンの渡りはここでも遅い。


  12月 9日〜○今日は気温4度と暖かいが、今年の秋は寒い日が続く。古川では、今年は水草が大変多く繁茂し市街地中流域では川
           の中を占拠しているような状況で、ハクチョウが生息するには邪魔となり、やはりそこでは確認できなかった。しかし、こ
           れだけ多くの水草が有ると餌には不自由しないと思われる。
          ○静内川では、サケの死骸が多く確認できた。また、違法ではあるが釣りをして捕獲している人も多い。よく見ると川中で
           動いている魚体もある。
          ○静内川上空を約80羽程度のトビが移動しながら旋回していた。餌となるサケを食しているものと思われる。

●平成20年
   1月13日〜○今年は暖秋であったが、1月8日以降、気温が下がり始め、以後、本日まで連続して−10度以下となる。道南に位置
            し温暖な気候の新ひだか町静内としては、このことは極めてまれで、2月に入り何日か−10度以下を記録する程度
            である。

            ○古川で、オオハクチョウが69羽とこれまでになく多く、びっくりしたが、さらにオオダイサギ6羽、アオサギ1羽、カワア
            イサ1羽と魚系を食する水鳥が多いのには重ねて驚いた。この日は干潮で古川の水位が低く、魚類を食するのに適
                      した環境下であったことがその要因と言える。何を食するかは不明であるが、ダイサギは一箇所に4羽が固まり、ま
                      た、別の場所でも2羽が次々と20cm程度の小魚を食していた。
          ○オオハクチョウがこれだけ増えた理由は、町民がパンなどの給餌をする回数が増加したのが原因である。
          ○この時期で、268羽をカウントしたのは初めてである。なぜ、増えたのかは分からない。

   2月10日〜○今日は最高気温3度・最低気温−6度と暖かかったものの今冬は寒いシーズンと言える。
          ○例年2月は、越冬数がシーズン中で最も多いが、今日は186羽と少なかった。理由は融雪が進み牧草地にでも採食
            場所を変えたと思われる。
           ○古川では、オオハクチョウが今日も22羽が越冬中であるが、ここでは不定期ながらも個人による給餌が行われてい
            るためオオハクチョウの側には常にユリカモメが常駐し、給餌が行わる度に静内川で見られる光景同様に素早く餌を
            奪い取っていた。
             ○うぐいすの森ではオオワシ、オジロワシの見事な羽色した成鳥を確認。また、オジロワシが「カッカッ」と盛んに鳴いて
            いた。
                   ○目名橋では珍しくオオハクチョウが一羽も確認できなかった。融雪が進み牧草地にでも採食場所を変えたと思われる。

   3月16日〜○仕事の関係で、3月9日に調査が出来ず一週遅れたが、9日辺りには市街地上空を飛翔するオオハクチョウも確認で
            きる程、相当数いたが、今日は河口域に50羽程度が確認できるに留まった。
          ○目名、古川、JRAなどにも一羽もいなく、十勝地方へと移動した後だった。


   3月21日〜○3月23日までの三日間、十勝地方へと移動するオオハクチョウ群れが早朝、午前6時30分〜7時頃、日高山脈越え
            をするため新ひだか町静内農屋地区上空を通過する。三日間共、西高東低の典型的な冬型気圧配置で、新ひだか町
            と十勝共に天候は晴れ。


  10月12日〜○今シーズン越夏したオオハクチョウ2羽が静内川河口で生息。なお、一夏を越したのは初めてであるがいずれも羽をけ 
            がしており、古川、静内川間の移動はできるものの渡りまではできないために残った。


   11月9日〜○まだ、シーズン当初で個体数は多くはないが、古川での数が例年よりは多かった。
           ○越夏組は静内川河口域にいた。静内川では白鳥広場に13羽(A10・J3)と河口域では11羽(A9・J2)との二組に
            別れていた。
           ○古川では隣接公園前に8羽が集結、人を見ればすぐによってきた。
           ○気温は8度と比較的に温かい秋である。渡来はいつもの時期とそう変わらない。
           ○この時期、新冠町朝日の牧草地では、例年70羽〜100羽程度のオオハクチョウが一団となり採食するが今日は、新
            冠川河口域にも1羽も確認できず。
          ○日高中部クリーンセンター前の古川に1羽を確認。市街地上空を6羽のオオハクチョウが飛翔、静内川へと戻って行った。

 
  12月14日〜○相変わらずに気温が高く、結氷場所はまったくなし。
          ○今日は静内川に珍しく釣り人が一人もいなかった。釣り人がいないというのは、ここ何年もなかったこと。天候が良くなか
            ったので出かけるのを控えたものか、暮れで皆が忙しかったためか、原因は分からない。
          ○豊畑地区では静内川にサケの死骸が相当あり、オオワシ6羽、オジロワシ3羽、トビ50羽以上を確認。
●平成21年
   1月11日〜
○今シーズンは、静内川河口をはじめ、新ひだか町静内での個体数が例年と比較し少ない。理由は分からないが、今まで
            特に今年になってから1〜8日まで連続快晴となり、気温も2〜3°程度とプラスの気温が続いており、管内の河川は全
            く凍っておらず、新冠川も同じで、いつもは河口域などが氷で閉ざされているが今年はそれがないため、新冠町で生息
            するオオハクチョウが静内川へとやって来ずに分散していることも原因と思われる。ちなみに本日、新冠町北星町の役場
            裏でオオハクチョウ74羽(A56・J18)を確認
          ○古川に昨年12月上旬、給仕箱3箱が設置されたが、その割に個体数は増えてはいない。
          ○今年はオオワシ・オジロワシの当たり年で個体数こそ今日の調査で30羽(A13・J17)であったが、成鳥が多くオオワシ
            のカタジロが6羽、オジロワシ7羽と今までにない多さ。それにしてもオオワシの成鳥は見事。

    2月8日〜○
今シーズン、静内川の越冬数は少なく、昨年同期比で73羽、一昨年では221羽も減となっている。大きな理由は今シー
            ズンは温暖化が一段と進み
暖かいため河川も殆ど結氷せず、また、積雪も少なく越冬環境が良好であるため、いつもは
            新冠川から静内川へと移動する組がそのまま新冠川にねぐらをとり、更に採食もマガンと一緒の新冠町で行っているため
            である。

           ○今日の調査では全般的に少なかった。
           ○新冠町での個体数オオハクチョウ186羽(成鳥161羽・幼鳥25羽)で、新ひだか町静内の個体数143羽を大幅に超え、
            しかも採食場所が1か所という
特殊なケースとなっている。
           ○釣り人が今日も多く、オオハクチョウやオジロワシ・オオワシの河床での採食の妨げとなっている。
           ○ネコヤナギが結構、芽を出していた。
   3月8日〜○先月より個体数は若干増えた。
          ○田原地区、中央部にある牧草地でオオハクチョウ43羽、マガン3羽・ヒシクイ5羽の計8
羽が採食。
           ○オオハクチョウの生息状況は、個体数、採食環境などの生息状況的が、先月とは全く違う季節となった。
           ○本日、静内川流域で調査したオオワシ・オジロワシは1羽も確認できず。すでに道東へと移動したと思われる。
           ○2月中旬以降になると市街地上空を高い高度で飛翔するマガンが目立ったが、最近はあまり見かけない。

   11月8日〜○ハクチョウは、まだ国内移動中でその日により個体数が変化している。
          ○10日前には、二十間道路の農業高校交差点横の農場畑で約30羽が採食していたが、ここ数日は確認
できていない。
           ○古川も同様で、その日その日で個体数は変化するが、この時期で静内川と古川を往来するオオハクチョウもいる。
          ○相変わらずに成鳥に比較し幼鳥の数は少ない。
          ○この日、静内川の白鳥広場では泥取りを業者が行っていた。柳の伐採作業はほぼ終了の模様。   
                                    
 
  12月13日〜○今シーズンは全道各地共、渡来が早く、本州への旅立ちも早かった。これはガン類も同様。
          ○静内は、まだシーズン早めで、オオハクチョウ個体数は少ない。
     
     ○浦和・増本牧場で1羽を確認。写真を撮りに近づくと近寄って来たのでも定期的に誰かが給餌をしていると感じた。しかし、
            今シーズン夏に確認した個体とは別のオオハクチョウだった。
          ○ハクチョウの生態、生息数的は、例年と比較し大きな大きな変化はない。
          ○ダイサギ4羽を静内川河口域で確認。
          ○静内川では、オオワシ、オジロワシは1羽も確認できなかった。

          ○静内川の白鳥広場、柳の伐採作業は前月末で終了。白鳥広場には中州が二つ増えてハクチョウの生息環境が整った。   
           ○古川は、オオハクチョウが全域にわたり生息。個体数は21羽であったが、水面をペチャペチャと音をたて、何かをすくう
            様に食していた。また、盛んに水中へし首を下げ水草の根を食していた。オオハクチョウ以外でも、オナガガモ2羽、ヒド
            リガモ19羽、マガモ60羽、計81羽と多く、びっくり。他にはダイサギ1羽、ハクセキレイ2羽、シロカモメ2羽も確認。
  
●平成22年
   1月10日〜○今冬は、現在のところ降雪も比較的少なく、気温も高いためか、牧場の牧草が既に緑色をしている場所が多い。そのため、
            田原地区の道道平取静内線沿い牧草地になんと61羽のオオハクチョウをカウントする。
          ○ここの場所には緑色をした牧草が一面生えているのがその理由。この時期、緑色した牧草地、つまり餌のある所には、昨
           年の新冠町東町のようにオオハクチョウが多数群がり、採食する傾向が顕著。
          ○古川でもこの日63羽をカウント。増えた理由は、昨年設置された餌箱による給餌。人が近寄ると静内川もそうではあるが
           必ず近寄ってくる。
           ○今季のオオハクチョウは、天候が荒れる日以外は、静内川河口域にはあまり個体数は多くはなく、田原や古川へと採食
           のため移動し、昨日は駒場で11羽のオオハクチョウを確認したが、ここも緑の牧草地が存在する場所であった。

           ○今日を含み三連休のため、静内川中流域には釣り人が多く、10人以上を確認した。

  2月14日〜○一月までは降雪も比較的少く、気温も高かく牧草が緑色をしており、格好のま餌場となっていたが、二月に入り気温も高く
           降雪量も例年よりかなり多く、一般的な牧草地は一面雪野原で、田原地区の道道平取静内線沿い牧草地でも1羽も確認
           できず。
          ○静内川も二月に入ってからマイナス10℃ほ超える低温日が続いたため、河口域も何度か全面結氷。そのため餌を求めて
           古川に集結、個体数むも初めて100羽を超えた。
          ○オオハクチョウは、静内川と新冠川を
頻繁に往来し、特に二月になるとその傾向は顕著になるり、日中、海岸線沿いを飛
           び交うハクチョウが多い。

           ○二月に入ってからは牧草地での採食は降雪が10cm以上となり、困難な状態でこのようなことも今まではなかった。
           ○田原地区での採食も不可能な状態であるため、目名大橋下には1羽も確認できず。また、目名大橋近辺と静内川河口域
           とは結構、往来しており、飛翔時間にすれば僅か数分で足りる。

           ○その他地域での43羽は駒場地区の牧場。


  3月14日〜○2週間前までは、頻繁に市街地上空を飛翔していたオオハクチョウの姿は、1羽もなく、道東へと移動した。   
          ○あれだけ多かった神森地区、田原地区のオオハクチョウもは1羽もいなく、また、河口域ではオジロワシ、オオワシの猛禽も
           1羽もいなく、冬鳥の季節は終了した雰囲気がある。
          ○今年は寒い冬で、静内川河口域も度々結氷したが、さすがにこの時期は氷はない。しかし、今日も正午現在で零度という
           具合に肌寒い一日で、昨夜来の風も強い。
          ○今日は、ハクチョウの8割が古川に集結していた。風が強い性もあるが、やはり給餌量が多いということであろう。

  11月14日〜
○ハクチョウの初認については、ここ数週間、何度か静内川河口域へと行って見たが、その時は確認できず。しかし、現在
            はシーズン初めなので、例え静内川
河口域で確認したとしても、朝にいたものが夕方にはいない状況下。
           ○11月としては、個体数は、過去5年間でも最も少なく、観察ポイントではそれぞれの場所で減少傾向にあるが、原因は
            不明。
       
    ○傾向としては、近日、静内川河口域よりも古川の方が個体数は多いように思わる。理由は、前回お話したように古川の
             方が水草が多く、餌が豊富であることがその理由として挙げられる。

            ○静内川河口域及び古川では、昨シーズンまでハクチョウへの給餌台(NPO静内観光ボランティア)が設置されていたが、
            現在は置いていない。

           ○給餌台がなくなったから、ハクチョウが減少すると考えるのは短絡的で、一シーズンを通し、又、数年間の動向を観察し
            なければ結論は出せない。しかし、数年前の鳥インフルエンザ事件が発生以来、給餌そのものを止める傾向にあり、ウト
            ナイ湖
も数年前から給餌行為を行ってはおらず、全国のハクチョウ渡来地でも中止している。
           ○鳥インフルエンザも関係もあるが、そもそも野生動物に餌を与える行為自体が問題とされ、日本白鳥の会でも議論が集
            中するが、結論は出ていない。しかし、ウトナイ湖(苫小牧)、クッチャロ湖(浜頓別)を始め、宮城県伊豆沼、山形県最上
            川、福島県猪苗代湖など、日本を代表するハクチョウ渡来地で現在も給餌を継続している所はない。

           ○現在、給餌箱の未設置については、河川管理者である室蘭土木現業所の意向で、今秋、稚内市大沼で発生した鳥イン
            フルエンザの関係で現在、設置を見合わせるよう指導を受けたとの話も聞いているが、先ほど(午後4時40分)、静内の
            室蘭土木現業所事務所に問い合わせたが、そのような行政指導は行っていないとの回答であった。


  12月12日〜○今年はオジロワシ、オオワシの当たり年か、目名橋から上流地点で11羽、中にはカタジロのオオワシもいて、オジロワシ
            が盛んに鳴いていた。
          ○ウグイスの森付近でも7羽を確認。目名地区、うぐいすの森ともにオオワシの幼鳥が多いのが特徴。
          ○静内川河口域、古川共に給餌箱が設置されていたが、鳥インフルエンザが全国で今シーズンは多く発生しているため、
            好ましいことではない。
          ○うぐいすの森で前でダイサギ1羽を確認。
          ○この日まで、今冬は暖冬で暖かな日が続く。
●平成23年
   1月9日〜○今年の1月は最高気温がマイナスとなる日、また最低気温も−10℃前後となる日が多く、更に新ひだか町静内としては
           約15cm程度の積雪があり、周辺牧草地での採食が出来ないことから、1月観察としては個体数が初めて300羽を超えた。
         ○古川での個体数が多いのは、給餌箱設置による採餌が行われていることに起因し、元吉田医院前には特に多い。
         ○新冠川も調査したが、総計3羽と例年より少ないが、これも静内地区同様に積雪があり、周辺での採食ができないことから
           餌のある静内川、古川へと集結した結果とみられる。
          ○ガンカモ一斉調査のため、御園、田原地区も調べたが3羽しかおらず、オオハクチョウは市街地に結集していた。

 
  2月13日〜○2月になり気温も上がり水田、牧草地も徐々に融雪となったが、大半の牧草地等はまだ積雪があり、今シーズンは雪の多い
         
  年。また、気温も本日午前9時現在、気温−5℃と今シーズンの1〜2月は低温が続く。
          ○今日は、神森地区服部牧場牧草地にハクチョウが一極集中で、ここだけで170羽と全体の71%を占める混雑ぶり。ここだけ
           が積雪がなくサラブレッドと一緒に2つの牧草地にファミリーで採食、大変に賑やかな限り。
          ○白鳥広場での確認数が23羽と、過去2月のデータとしては最低の個体数となった。これも珍しい。
          ○昨日は、駒場地区の牧場にも50羽程度が確認されたが、本日はおらず。
          ○古川には、46羽と多いが、最近はマガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメなどカモ類が増えてきた。

           ○最近、白鳥広場にオジロワシ幼鳥が一羽、午前中に姿を現す。広場横の小川にサケほっちゃれの餌があるのが理由。
          ○うぐいすの森入口で、オオワシ番を発見、カタジロの2羽のお揃いは初めて見る。

 
  3月11日〜○いつもは数百羽をカウントするのに観察以来、14羽と極めて少ない個体数となった。
          ○二十間道路上空を相当に高度を上げ、北方向へと移動するオオハクチョウ15羽確認。飛び出しは田原地区の静内川中流域
            で、何度か鳴き交わしている内に、どんどん高度を上げ北へ(大雪山方向)へと飛んで行った。
          
※午前中の観察であったが、何とこの後M9.0と日本最大級の規模となる「東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災)」が発生
            静内地区でも震度4、そして数メートルの津波が襲来した。
            静内川河口域に1羽、全体でも14羽しか確認できず。天地異変の予知能力によりオオハクチョウたちは静内地区から移動し
            たと思われる。

 11月13日〜○今日までは暖秋で、午前10時で気温+11℃と10月中旬並み。近辺紅葉も終了せず。
          ○冬鳥もまだ全部が渡来してなく、オジロワシ・オオワシも1羽も確認出来ず。
          ○静内川河口域白鳥広場は、先日来の水量増で流木は片付けたものの土砂は堆積したまま。オオハクチョウ家族が15羽。
           マガモ、オナガガモが約60羽程度。
          ○給餌台はまだ、未設置。古川では1羽も確認出来ず。

 12月11日〜○全体の個体数が48羽と少ないが、新冠町で採食している個体数も60羽近くとなるなど、周辺地へと分散している印象。その
           理由として、今年はこれまで暖冬で積雪もなく各地で採食が可能であることが挙げられる。
          ○静内川河口域ではたったの6羽しか確認出来ず。古川でも僅かに5羽しかおらず。
          ○神森地区裏の水田で、1週間前には44羽確認したが、本日は24羽となった。落穂がありそこに集中して群れが集まった。
●平成24年
   1月8日〜○今シーズンは、12月以降、前年並みに気温が低く、しかも積雪約10〜15pと多いので、牧草地での採食は不可能となり、静
           内川河口域及び古川に個体は集結している。しかし、午前9時現在、−8度ではあるが今日は風もなく比較的暖かい1日。
         ○前年比でオオハクチョウは、101羽の減となっているが、前年が過去最高であり、ほぼ平年並みの個体数といって良い。
         ○古川での個体数は、75羽となるなど過去最高。最も多かったのは元吉田医院前。また、古川ではカルガモ1羽、キンクロハジロ
           8羽も確認できた。

          ○新冠川も調査したが、27羽で全羽が河口域で背眠していた。また、朝日の牧草地は積雪が多く、1羽もいなかった。
         ○ガンカモ一斉調査のため、御園、田原地区も調べたが6羽しかおらず、オオハクチョウは前年同様、市街地に結集していた。
          ○静内全域、本日のオジロワシ14羽、オオワシ12羽で計26羽。今年はオジロワシの成鳥が多いのが特徴。昨年比10羽増で
           この時期としては多い年に入る。


 2月12日〜○相変わらずに気温が低く、積雪約10〜15pと多いので、牧草地での採食は不可能となり、静内川河口域及び古川に個体は
          集結している状況に変化なし。
        ○静内川河口域、古川だけで245羽と全体91%がここで集まり生息。先月に続き目名橋付近にも23羽を確認。
        ○牧草地での採食は1羽も確認できず。

         ○少数ではあるが、カタジロ、オジロワシなど約10羽をうぐいすの森で確認。

 3月11日〜○2週間前頃より自宅上空をよくハクチョウが通過する光景が見られたが、大半が北帰行で移動。前月比32%の個体数。
        ○ここ1週間で融雪が急に進んだため、日中は牧場の採食で牧草地へと移動しているものもいると思われるが、既にむかわ町
          などへと移動組の方が多いと思われる。
        ○3月5日、静内川河口域・白鳥広場で釣り針がついているハクチョウがいるとのメールを札幌市の方から頂いた。翌日より探す
        
  が、本日まで見つからず。
        ○例年のごとく、神森地区JRA前牧草地に今年も32羽を確認。1週間前には80羽程度が採食していた。
        ○オジロワ・オオワシ
も、上空に1羽を確認するだけで、既に道東へと移動した。
11月11日〜○まだ渡りの途中であるが、今シーズンは個体数が少ない。
        ○静内川河口域での確認が大半。しかし、今シーズンの採食場所は白鳥広場ではさほど多くはなく、殆どがが河口域の太平洋
         側(静内大橋近く)。その理由は、この辺に中洲が出来、そこで休息していることによる。

        ○昨日は、午前7時頃から市街地上空をオオハクチョウが数羽単位で飛翔していたが、この時期、大変珍しい。

12月9日〜 ○ここ数日、約10p程度の降雪があり、水田、牧草地等では採食困難な状態で、牧草地では1羽も確認できず。
        ○この状況下、給餌があるほか、水草もそこそこで、やはり群れは静内川河口域に集中。
        ○今シーズン特徴は、二十間道路トウモロコシ畑に多くのオオハクチョウが採食しており、今日は積雪のためいなかったが、最近
         は数十羽が採食を続けている。今日は、目名大橋付近の静内川中流域で採食し、個体数は34羽と、今までになく多かった。
         ○二十間道路側のトウモロコシ畑でのオオハクチョウ確認確認数。11月28日には、181羽のオオハクチョウを確認。翌日26羽、
         12月7日24羽


●平成25年
  1月13日〜○今シーズンは12月から寒冷、そして積雪量が多く、12月に降った雪が解けずに根雪となっている程。従って、牧草地など
           郊外での採食は殆どない。

          ○従って採食可能場所は、静内川河口域、静内川中流域、そして古川と限定され、そこに集中して個体も集結。
          
○北極海の氷河が解けたので原因らしいが、今日まで、真冬日が連続10日となるなど、今シーズンの寒気は異常。
 
 2月10日〜○前月同様に、今シーズンは積雪が多く、牧場牧草地でのオオハクチョウは皆無。未だ約20p程度の積雪がある。
          ○今シーズンは、例年より個体数が少なく、昨年同期比△48羽、2年前同期比△66羽とそれぞれ減となっている。
          ○この時期になってもワシ個体数が多く、特にオジロワシ幼鳥が多いる今日は白鳥広場にオジロワシ4羽(A1・J3)がいた。
          ○10日前、古川に釣り針のついたオオハクチョウがおり
、救出しようと本日も探すも見つからず。
          ○今季、うぐいすの森ではハクチョウが殆ど姿を見せず。
 
 3月10日〜○今年は、全国的に気温が低く、積雪量も多い厳しい冬で、北海道各地でも融雪が遅いため、冬鳥の国内移動が鈍くなってい
           おり、オオハクチョウもまだ静内に残留、個体数も先月と比較し1羽増。

          田原地区、うぐいすの森では確認できず。また、うぐいすの森は今シーズン、殆ど確認できず。
         ○神森地区、生協団地に56羽、ヤマニンベン牧場に89羽と、融雪が進むにつれ静内川河口域、古川より牧草地へと採食地
           を代えており、この2か所で145羽、全体の75%。   
         ○オオワシ、オジロワシは既に道東へと移動した後で、オオワシ幼鳥1羽を確認しはただけであった。

          ○発達した低気圧の通過で、昨日より暴雨圏域に入り、本日も風速9mの強風が吹き荒れた。
 
11月11日〜○二十間道路トウモロコシ畑でオオハクチョウ89羽、ヒシクイ7羽を確認。10月中旬より40〜50羽を確認していたが今日は個
           体数も多く、11月としては過去8
年間で最も多かった。
         ○二十間道路での89羽は、渡り途中での一時的に立ち寄りと思われるが、この時期これだけの個体数は珍しく、いつまで滞在
           するか興味深い。

          ○静内川河口域では4羽、古川では確認できずで、いつもの生息形態と異なる。
          ○真歌では、オジロワシが早くも鳴いていた。これも例年より早い。
         ○時折、粉雪が舞う寒い一日。


 12月8日〜○二十間道路トウモロコシ畑でオオハクチョウ202羽。この時期としては過去最高の個体数。渡り途中に二十間道路を通過中、
           そのまま立ち寄ったと思われる。
         ○先月確認のヒシクイ7羽は確認できず。
本州へと移動したと思われる。
         ○柳立木伐採事業の影響で白鳥広場にはオオハクチョウ6羽のみ、午後3時40分頃より静内大橋近くの河口域に次々と飛来、
           ねぐらを取る。
         ○12月としては過去最高のオオハクチョウ306羽を確認する。

          ○給餌箱が未設置のため古川には1羽もおらず。
          
●平成26年
  1月12日〜○今冬は、比較的暖かく降雪量も少ないので二十間道路にも前月までは200羽以上のオオハクチョウが生息していたが、今日
           は積雪量も多めで採食が不可能となり1羽も確認できず。

          ○個体数は、ほぼ前年並みとなる。
  
   2月9日〜○先月確認できなかった二十間道路トウモロコシ畑で、今日は43羽のオオハクチョウを確認する。液体肥料を散布し幾何学模様
           を形成、美瑛みたいな雪原となっていた。

          ○例年、2月は個体数が多いが、本日は若干少なめでいつもの場所に例年どおりのオオハクチョウがいたが、ここ数年、うぐい
           すの森前には1羽もいない日が多い。

 
   3月9日〜○個体数計390羽は、統計を取り出してから過去最高
          ○幼鳥比率も19.4%と高いことから、既に本州から国内移動していることが分かる。
          ○本日の特徴は、個体数が一ヵ月の数値としては過去最高の390羽。そして二十間道路トウモロコシ畑だけでも335羽という個
           体数。
          ○静内川河口域及び古川を合計しても55羽と少なく、大半は二十間道路へと移動している様子。原因は渡りが近づき採食物を
           カロリーの高いトウモロコシ畑へとシフトしたと考えられる。

          ○今シーズン、二十間道路トウモロコシ畑は、11月以降、降雪量が多く採食困難となった以外はコンスタントに生息し、新しい静内
           のオオハクチョウ越冬地として定着した。

          ○真歌でオジロワシ幼鳥1羽を確認。この時期、珍しい。

  11月9日〜○昨シーズンより個体数が減少。

 12月14日〜○今年は二十間道路沿いへのオオハクチョウ採食行動が確認できず、結局、個体数が昨シーズンよりも減少した。

●平成27年
  1月14日〜○今シーズン個体数減の主な要因は、今季より静内観光協会で設置の給餌箱が静内川河口域、古川共に未設置となり餌減少
           がその理由と判断。来シーズンも同様個体数であればそれが確認されることになる。


   2月8日〜○今年の2月は暖かく、また降雪量も少ないため早めにオオハクチョウが北へと移動したようだ。

   3月9日〜○3月になっても個体数減は同じで、今シーズン通して減少した。

 11月15日〜○田原水田(中林由松宅裏)に122羽を確認。この時期、従来はトウモロコシ畑に集中するが余程落穂等の餌が豊富のようで1週
           間前より採食。
         ○古川、静内川河口域には個体数が少ない。
         ○まだ降雪もなく採食環境は良好。


 12月13日〜○先月に引き続き、田原水田(中林由松宅裏)に148羽を確認。現在、新ひだか町静内に生息するオオハクチョウの91%がここ
           に一極集中する形で越冬中。
         ○先月同様、静内川河口域白鳥広場には僅かに9羽しかおらず、古川での個体数も少ない。給餌がなければこれだけ生息分布が
           変化するのも今シーズンの特徴で興味深い。今季は暖冬で降雪量が全くなく、積雪環境が良好だというのもこの理由と思われる。
         ○今シーズンオオワシ・オジロワシ渡来に関しては、個体数が昨シーズンの約半数と少なくどこに行ってもその姿を見かける事が少
           ない。

●平成28年
  1月11日〜○今シーズン、相変わらずに降雪量が全くなく採食環境はこの日時点でも良好が続く。
         
○神森地区服部牧場住宅裏牧草地に28羽 (A26・J2)を確認。ここでのハクチョウ確認は暫くなかった。
         ○今季は、静内川河口域での個体数は少なかったが、この日は静内橋、白鳥広場と分散する形で確認。
         ○古川も給餌がないため例年より個体数は変わらずに希少。

  
  2月14日〜○温暖な
今冬には珍しく朝から吹雪模様。
          
今シーズン、沙流川河口域、鵡川河口域周辺は降雪量が極めて少なく採食環境良好であることからなのか、静内周辺から北へ
           の移動が早く、総個体数は僅かに47羽であった。(1週間後の21日、10p程度の降雪量があり総個体数は更に減少し13羽)

          
 
  3月13日〜○今冬は暖冬で降雪量も少なく、採食環境も良いことから国内移動が早くここ10年では最も個体数が少なかった。
         ○自分の前の人が給餌をしたようで、白鳥広場に行くとオオハクチョウ10羽が直ぐとんで来た。ここまで直行で飛翔するのは珍しい。
        
 ○白鳥広場、柳の木にオジロワシ幼鳥1羽を確認。この時期としては大変珍しい、何を食べているのか。
 11月13日〜○今年も田原水田(中林由松宅裏)に93羽を確認。この時期、従来はトウモロコシ畑に集中するが余程落穂等の餌が豊富のようで
           10日前より採食。
         ○二十間道路、静内農業高等学校トウモロコシ畑に37羽を確認。ここも例年同様の採食地。
         ○古川、静内川河口域には個体数が少ない。
         ○今年は暖秋、まだ降雪もなく採食環境は良好。

 12月11日〜○二十間道路終点、御園に124羽を確認。ガン類3羽と一緒に採食。更新牧草地に群がる感じで多数を確認。
         ○新冠町大富地区の牧草地にオオハクチョウ84羽を確認。今年はここでの採食が多い。
         ○今年の12月は降雪量が少なく、どこでも採食が可能な環境となっている。
●平成29年
  1月8日〜○今季、白鳥広場のオオハクチョウ個体数が少なく今日も僅かに9羽。給餌を止めて数年、年々ここでの個体数は減少一途。
        ○目名橋付近でまとまった採食があり、今日も76羽を確認。
        ○田原地区牧草地で多い時には100羽程度が採食している。
  2月12日〜○田原地区でまとまった個体が連日採食を続け、本日82羽も最盛期よりかなり少ないが、採食地として定着した感があり。
         ○例年であれば2月中旬は、静内川河口域で約200羽程度を確認していたが、ここ数年個体数減少。河口域はねぐらとして使用は
          するが、採食地ではなくなり個体数が本当に減少した。
         ○今冬は暖冬でハクチョウ移動が早く、今日115羽を確認したが、その後数日経過するとは町内全体で半数に減少していた。(2/16)
  3月12日〜○二十間道路終点、家畜改良センター牧草地で129羽が集結。今シーズンは、ここは牧草更新地で12月下旬まで゜シジュウカラガン
           1羽もヒシクイ2羽と一緒に越冬していたが、残念ながら大量の降雪量でいなくなった場所。これだけの個体数は圧巻。
         ○二十間道路、南保宅裏の牧草地と静内農業高校牧草地間をオオハクチョウが移動、その数72羽。またその中にはヒシクイ12羽
           も含まれていた。
         ○昨シーズン同様に今シーズンも静内川河口域白鳥広場、オオハクチョウは多くて30羽程度しかおらず。給餌を全面停止してから
           個体数が激減。古川はそこそこの給餌があるのでこちらの方が個体数が多い日が多い。
         ○この時期になると、大半が北帰行途中の移動組であるが、この日は全個体数237羽と凄い数になっていた。採食地、従来は白鳥
           広場が現在は田原地区、御園地区へと完全に変化した。