平成15年度全国高等学校総合体育大会
全日本高等学校ソフトテニス選手権大会


祝!札幌龍谷学園高校V2











平成15年度インターハイ(高校総体)のソフトテニス競技は、全国から約60,000人(選手・
監督33,000人、役員・補助員等27,000人)が参加し、28競技(男子27競技・女子22
競技)に熱戦が繰り広げられることにな
っているが、この内、女子ソフトテニスは平成15年8
月10日〜8月12日の三日間、10日〜11日が個人戦、12日が団体戦の日程で長崎県長
崎市・総合運動公園かきどまり庭球場において開催された。

北海道選手は男子は個人戦で室田・勅使河原ペアがベスト8。女子は個人戦で谷岡・渡辺
がベスト16で終ったものの、団体戦では札幌龍谷学園高校が、決勝戦で和歌山県代表の
信愛女短大付を2−0の横綱相撲で完勝し、昨年度に引き続き見事、二連覇を達成した。

北海道選手にとってソフトテニス競技に限らず高校総体での最大の強敵は猛暑との戦い。
例年、春の選抜大会ではそこそこの成績をあげるものの、夏の高校総体で勝ち抜くことが
至難の技であり、しかも北国のハンディがある中での連覇は、長崎市の平年気温が例年
より低いという気象条件にも恵まれたとはいえ、その偉業が高く評価される。


また、今大会は、登録メンバー8選手中、静内町(静内第三中学校卒)出身選手が、藤田悠
高塚さやか、谷岡布美、高塚みなみ、佐々木舞の5名で、特に決勝戦は6選手オーダー中、
この5人が全て出場し、優勝に貢献した。また、登録8選手中、3年生が2人であり、主力選
手6人が1〜2年生の若い選手が主体のチームであるというのも特徴的なことであった。


なお、北海道勢が高校総体で連覇したのは昭和26年〜27年、札幌南高校バドミントン競
技で
達成して以来51年ぶり、同競技女子団体での連覇は平成8年、広島女子商が四連覇
を達成して以来、7年ぶりである。





開会式

 
開会式、入場行進先頭は前年度優勝チームの札幌龍谷学園高等学校


 
大会本部前を札幌龍谷学園高校メンバーが優勝旗を先頭に堂々の行進



 四人ともかなり緊張気味なのは仕方ないところ


 
こちらは、優勝旗軍団とは違うノーマルな北海道チーム選手


 胸を張り行進するのは藤田キャプテン以下、高塚さ、谷岡、渡辺


 
カップを持つのは前から高塚さやか、谷岡布美、渡辺晶子


 
今年は屋内ではなく、珍しく野外での開会式となったが好天に恵まれての場内一周


 会場の視線といっぱいの拍手を浴び、晴れの行進は続く