平成16年春季、札幌高校大会は、4月29日に団体戦が円山市営ソフトテニスコートで開催された。
今年の団体戦は、男子が23チーム、女子は35チームの計58チームが参加したが、第一シードの
北海道尚志学園、札幌龍谷学園高校の力量が抜きん出ており、結果も圧勝で他のチームを全く寄
せ付けなかった。
男子は、北海道尚志学園がエース千葉・庭山を柱に他のオーダーは多少、メンバーを変更したもの
の抜群の安定感で外のチームを圧倒。
また、女子は、札幌龍谷学園高校がエース谷岡・渡辺、伊藤、谷本、小沼などのレギュラークラスを
温存、殆どが一年生主体でゲームに望み、それでも一ゲームも落とさずに決勝へと順当にコマを進
め、決勝戦も谷岡・渡辺を三番手に控えさせ、結果、四番手と一年生で2−0のスコアで快勝した。
なお、個人戦は5月1日に開催されるが、札幌龍谷学園高校は今秋、埼玉県で行われる国民体育大
会の記念大会が、5月1日から全国から有力校が参加して狭山市で開催されるため、これに遠征す
る関係で欠場した。
主な試合結果は次のとおり。
北海道尚志学園のエース千葉(左)・庭山
気勢上がる北海道尚志学園の応援団
<準決勝>
北海道尚志学園 A−0 江 別
札幌白石 A−0 とわの森三愛
<決 勝>
北海道尚志学園 A−0 札幌白石
部員数が約40名と層の厚い北海道尚志学園が一回戦から他を圧倒、準々決勝で札幌啓北商業に2−
1となった以外は全て2−0のスコアで、決勝戦は昨年と同じ対決となったが札幌白石戦に危なげなく圧
勝した。
優 勝 北海道道尚志学園高校
左から小池(後衛・静内第三中学校卒)、四人目が蔭(前衛・静内第三中学校卒)、そして千葉、庭山
準優勝 札幌白石高校
第3位 とわの森三愛高校
第4位 江別高校