平成17年度全国高等学校総合体育大会
全日本高等学校ソフトテニス選手権大会





男子は高田商業が15度目、女子は就実高校が初優勝

 
平成17年度高校総体(インターハイ)は、ソフトテニスのまちおこしと小学生等での大きな大会や
合宿会場としても知られている千葉県白子町を会場に男子は、8月2日〜4日、女子は8月5日〜7
、開催された。
  男子は、団体戦は奈良の名門、高田商業と昨年インターハイと今年、春の全日本高等学校選抜
大会の覇者、宮城県東北高校が激突、予想どおりの接戦となったが2−1で高田商業が勝利、全日
本高等学校選抜大会で4年連続準優勝と王手をかけながら後一歩及ばず、いつも2位に甘んじてい
た悔しさを晴らすかのように2年ぶり15度目の優勝を飾った。
 また、個人戦は、これまた名門対決で三重県三重高校の村上・黒羽が岡山理大付属高校の上嶋・
長江を4−2で下し優勝した。
 なお、ここ2年間、全国大会では低迷が続いている北海道代表の北海道尚志学園は、近年、進境
著しい静岡県・富士宮北に1−2と敗れ、二回戦で敗退した。
 女子は、戦前の予想はシードされた昨年の覇者・健大高崎、和歌山県の名門、信愛女短大付、な
にわの古豪・淀之水、そして全日本高等学校選抜大会優勝校、岡山県・就実の争いと見られていた
が、信愛女短大付、健大高崎は早くに脱落、淀之水も準決勝で敗退、結局は大本命であった就実高
校が初優勝し、春に続き二連覇を達成した。
 北海道の雄、札幌龍谷学園も今年は戦力的に厳しく、三回戦で最近、ここ一、二年でめきめきと力
を付けてきた新潟県・長岡商業に0−2に完敗した。残念ではあるが今年のオーダーではこれが実力
ということだろう。
 なお、個人戦では札幌龍谷学園、佐々木・熊林のエースペアが頑張り、準々決勝で優勝した就実高
校の杉本・大庭と対戦、後一歩のところで惜敗し16どまりとなったが、足を故障しながらもがんばった
佐々木の健闘が光る。





写真提供/札幌龍谷学園父兄取材班(福田)


開会式

 
入場行進を待つ右から健大高崎、そして札幌龍谷学園


 
北海道チームの入場先頭は札幌龍谷学園、藤堂監督そして佐々木と長谷部が入場、高まる期待と不安、


 
今年は白とブルーが基調としたユニホーム、相変わらずに爽やか路線だ


 
和歌山の信愛女短大付、私は団体戦の優勝候補筆頭に挙げたのだか


 入場する群馬県、埼玉県