3月28日〜3月30日、名古屋市総合体育館で開催される「第30回全日本高等学校団体選抜
大会」の北海道出場権を決定する北海道予選大会兼北海道高等学校新人戦は、1月11日〜13
日、札幌市の北海道体育センターで開催され、女子優勝は旭川北都商業、準優勝は札幌龍谷学園
で、龍谷の本大会9連覇達成は残念ながら叶わなかった。
また、男子は北海道尚志学園が優勝、二位は苫小牧工業、そして帯広農業が3位、芦別4位とな
った。
今回から選抜方法が変更され、今年から予選リーグはトーナメント方式で行い、最後は上位四
チームによる総当りの決勝リーグを行い、優勝、準優勝チームが晴れの全国大会へと駒を進める
ことができる。
女子戦前の予想は、昨年度大会まで8回連続出場を果たし、一昨年は準優勝、昨年も第3位の
好成績を収めている札幌龍谷学園。そして北ブロックの雄・旭川北都商業、とわの森三愛、北海道
尚志学園、札幌国際情報などが上位進出を狙ったが、今までの常勝チーム札幌龍谷学園が谷岡
渡辺、高塚、伊藤、谷本とレギュラー選手5名が抜け一年生主体のメンバー構成であることから、
今大会は各チームの実力に大きな差はなく接戦が予想され、順当に行けば札幌龍谷学園、旭川北
都商業、とわの森三愛の三チームから代表が選ばれる可能性が高いとの予想どおり、札幌龍谷
学園、旭川北都商業、とわの森三愛に進境著しい旭川東が加わり競り合いとなったものの、旭川
東、そしてとわの森三愛は最後で一歩及ばなかった。
大会の印象は昨年までと比較し全体レベルが落ちていることで、優勝候補筆頭の旭川北都商業も
悲願の優勝こそ達成したものの仕上がりと迫力は今一つ。また、一年生主体の札幌龍谷学園も同
様にミスが目立ち、とわの森三愛、旭川東、北海道尚志学園もミスによる自滅パターンで崩れてい
った。特にラリーの応酬が殆んど見られないなど、好プレーに接する機会が少なかったのは寂しい
印象を受けた。
一方、男子は北海道の雄、北海道尚志学園が連勝記録を重ねたもののこの一年間でメキメキと
力をつけた苫小牧工業が決勝リーグで北海道尚志学園から一ゲームを奪取するなど大健闘。見事、
準優勝に輝いたのは賞賛されるべきで北海道男子ソフトテニス界にとっても望ましい結果となった。
この大会の写真は、全て札幌龍谷学園父兄(二年生)のご協力により、撮影していただきました。
○札幌龍谷学園 B−0 芦別高校
佐々木舞・熊林 4−0
長谷部 ・吉田ひかる 4−0
佐々木佳・木多 4−1
○札幌国際情報 B−0 砂川
○帯広柏葉高校 A−1 室蘭東
○旭川東 A−1 北見北斗
○北海道尚志学園 B−0 遺愛女子高
○とわの森三愛 A−1 帯広緑陽
○札幌龍谷学園 A−0 帯広柏葉高校
佐々木舞 ・熊林 4−1 太田・原谷
中嶋・木多 4−0 高橋・池田
○旭川北都商業 A−1 北海道尚志学園
○とわの森三愛 A−0 苫小牧工業
○旭川東 A−1 札幌国際情報
※本日、予選を行った結果、決勝リーグへ駒を進めた四チームは次のチームです。
札幌龍谷学園、旭川北都商業、旭川東、とわの森三愛
明日はこの四チーム決勝リーグを行い、選抜出場2チームを選出いたします。戦前の予想どおり、
札幌龍谷学園、旭川北都商業、とわの森三愛、三チームの壮絶な戦いとなります。
順当に行けば旭川北都商業、そしてそれを追いかけるのが札幌龍谷学園、とわの森三愛と思わ
れるが、果たしてどのような結果となるか…。