（鵡川町・穂別町・長沼町・十勝）
●３月17日（鵡川町字花岡）、（観察者：小山泥舟）
14：00～Ｐ４９、Ｊ６８
●３月19日（穂別町字下仁和）、（観察者：小山泥舟）
オオヒシクイ・ヒシクイ約500 ～600 羽、直ぐ近くの鵡川上流部でねぐらをとる。
11：25～Ａ１６（無線発信機）
15：00～Ｍ８６、Ｐ６９、シジュウカラガン１羽
●３月22日（長沼町）、11時20分～16時30分（吹雪）
一日中、観察するも折からの季節外れの低気圧が北海道を通過中で道内中が大
荒れの天候となり、長都地区を中心に探索するも一面の雪景色で何の収穫も無く帰
路につく。
●３月27日（長沼町）、10時00分～14時30分（晴れ）
14号幹線排水路、大学排水路、長沼31区・21区を観察地として目指すも、時間等
の関係で良く分からず。成果無し。
●３月28日（浦幌町、豊頃町）、12時30分～18時00分（曇り）
＊今日は、風が非常に強く。また、上空に寒気団が入っている関係で冬並みの寒さと
なる。久保さんの話では、３月21日までは群れで行動していたというが、22日の大
雪後から群れがばらつきだし、小群に変わった。いつもは豊頃町幌岡地区から群
れが入るが今年は浦幌町から入り出したのが特徴。
＊今回の収穫は、オオヒシクイ（マガン）ねぐらの発見。久保さんの奥さんがねぐらが
まだ、判明しないと言った。初めてかどうか不明であるがとにかくその一部を発見
する。
○三日月沼、豊北地区、愛牛地区、吉野地区
12：30～13：40～三日月沼を中心に探索するが、数十羽単位で各地にばらついて
おり大きな群れを発見出来ず。三日月沼もまだ、結氷しており鳥たちの姿
は見えず。
○豊頃町・豊頃９号線（トウキビ畑・北海道農材工業豊頃工場／煉瓦工場）
14：30～マガンの群れが多く、その数、約300 羽。標識鳥は確認出来ず。
○豊頃町幌岡・豊頃町保育所
13：50～・トウキビ畑にマガン・ヒシクイ・オオヒシクイが混成で群れを成す。その数、
約1000羽。少しづつ移動しながら地中を掘り返しトウキビを採食する。
・黄色の標識を付けたオオヒシクイ２羽が飛び立ち十勝川方向へと飛び立
つのを確認。後で浦幌・久保さんに聞くとＡ１４、Ａ１９という。後は残念な
がら標識鳥を確認出来ず。また、ファミリーのオオヒシクイが多く、幼鳥が
随分と多いのが目に付く。
16：50～14時よりは数が多くなっている。懸命に標識を捜しＭ４８の１羽を確認する。
17：10～群れが次々とねぐらに向け十勝川方向へと飛び立つ。後を追う。
○浦幌大橋付近トウキビ畑（大橋から２㎞十勝川よりの海側）
16：00～オオヒシクイ80羽、オオハクチョウ30羽の群れの中にＰ４１、７Ｙ４（ヒシクイ）
を確認。も確認。全体数約千羽程度。
○豊頃町・礼文内川及び礼文内川河川敷
17：10～・群れのねぐらを追いかける。遠くから群れがねぐらに向け上空を大群で飛
ぶ光景を今日初めて目撃する。
・この日のねぐら入りの特徴は、浦幌町から豊頃町方向へと群れは飛ぶ。
・ねぐらについては、十勝川水系礼文内川に数百羽が降りる。
17：20～・広大な見通しの良い平地となっている礼文内川河川敷地（牧草地）にも
降り立ちその数、約500 羽。マガン、ヒシクイ、オオヒシクイの混成。
・場所は十勝川統内新水路から700 ｍ。（国道・豊誉（ほよ）橋から車で堤
防敷地を走れる。国道から見てゴルフ練習場の同一線上。
17：25～河川敷地内で標識鳥を発見、Ｍ７４。
18：00～日没のため観察終了。
●４月18日（浦幌町・豊頃町）10時30分～16時49分（曇り）～霧多し
＊従来の採食地をくまなく探すが、いつもの上空を群遊する光景が見られずに残念。
既に群れが移動した後なのか、群れらしい群れは確認できず。ハクガン２羽を確認
出来たのがせめてもの救い。久保さんの話では今日、幌岡大沼でサカツラガンが
確認されたという。
○三日月沼
10：30～沼はまだ、大半が結氷したままでタンチョウ２羽が氷の上を歩いている。
ヒシクイ・オオヒシクイ数十羽が僅かに少ない溶水面で確認出来るのみ。
○養老地区
13：00～16：00～国道336 号線沿い千葉春喜宅近く（ピンクサイロ／サッポロの文
字入り）の畑でハクガン２羽（オオハクガン１羽・ハクガン１羽）がオオヒシ
クイ群れ111 羽と一緒に採食。
○十勝川河口域右岸
15：05～十勝川河口橋付近（ウツナイ樋門近く）の原野で、約350 羽ヒシクイ・オオ
ヒシクイ群れの中で本日、唯一の標識鳥Ｍ39を発見。
