プロフィール(写真家・野鳥研究家・桜研究家)

 



   谷 岡   隆


       


  ●もっと・どりーむ 主宰 

  ●日高鳥類研究所 所長 

   


      
   日本白鳥の会副会長 日本野鳥の会会員・№88-0024642 日本雁を保護する会会員 雁の里親友の会会員 宮島友の会会員 北海道野鳥愛護会会員 高規格幹線道路「日高自動車道」環境影響評価技術検討委員会委員(鳥類担当)
           
    
   (一般社団法人)北海道自然保護協会・理事 (公益財団法人)日本自然保護協会・会員 (公益財団法人)日本自然保護協会・自然観察指導員 北海道自然観察協議会・会員        

 

職歴(抜粋)
昭和42年4月  静内町職員に採用。(以後、町民課、教育委員会、建設課、特別養護老人ホームに配属)
昭和58年7月  企画課・広報係長兼統計係長(~平成4年3月)
平成 4年4月  保健福祉部福祉課(平成9年4月以降/総務部住民福祉課)・課長補佐
           (静内町社会福祉協議会派遣/社会福祉法人・静内町社会福祉協議会、社団法人・
            静内町シルバー人材センター、静内町共同募金会等各団体の常務理事・事務局長)
平成12年4月  保健福祉部 町立特別養護老人ホーム「静寿園」園長
平成13年4月  保健福祉部 住民福祉課長
平成17年4月  静内町議会事務局長
平成18年4月  新ひだか町議会事務局長
平成19年4月   保健福祉部 環境保険課長
平成20年4月   保健福祉部 生活環境課長
平成21年3月   新ひだか町役場定年退職

平成21年4月  アウトドア企画会社 「もっと・どりーむ」 設立
平成22年4月  「日高鳥類研究所」 設立



受賞歴
昭和58年度  ○広報写真・課題の部~入選
昭和60年度  ○日本放送協会(NHK)「特別感謝表彰」
昭和62年度  ○広報紙・町村の部Ⅰ~入選
昭和63年度  ○広報紙・町村の部Ⅰ~入選
平成 元年度  ○広報紙・町村の部Ⅰ~入選
          ○広報写真・自由の部~入選
平成 2年度  ○広報紙・町村の部Ⅰ~入選
          ○広報写真・組写真の部~入選
平成 3年度  ○広報紙・町村の部Ⅰ~特選
          ○広報写真・組写真の部~入選。
           (以上、北海道広報協会主催・広報コンクール)
          ○統計功労者表彰〔地方公共団体職員表彰〕で日高支庁管内初の『総務庁長官表彰』
           を受賞。 (総務庁統計局主催)
平 成 5 年  ○第3回しずない夢灯りフォトコンテスト~優秀賞 (しずない夢灯り共和国主催)
平 成 6 年  ○日高フィードバックフォト・コンテスト~優秀賞(北海道日高支庁主催)
平成 15 年  ○(社)静内町シルバー人材センター創立十周年〔感謝状〕              
平成 25 年   ○第1回ふるさとの桜フォトコンテスト~蓮實審査員長賞(㈶日本さくらの会主催)
平成 27 年   ○第4回さまに写真コンテスト入選(様似町・様似町観光協会)
         ○馬イイ!写真コンテスト入賞 (JRA(日本中央競馬会)

野鳥歴
 ○昭和59年 4月~野鳥の観察と写真を撮り始める。
 ○昭和63年11月~胆振管内・鵡川町で、絶滅寸前の特別天然記念物・コウノトリを発見、撮影。北海道
            新聞、朝日新聞等の全道版に掲載。
 ○平成 2年11月~静内町で日本で数羽しか確認されないアメリカコハクチョウとコハクチョウのペアを発見
            撮影。北海道新聞・全道版にカラー写真で、掲載される。前後、今日まで毎年観察を
            続け記録し、各誌に発表。
 ○平成 5年 1月~静内町で初確認のタンチョウ(丹頂鶴)のペアを撮影。各新聞に掲載。
 ○平成 6年 6月~静内町で、最近は個体数が少なくなったエゾフクロウの親子を撮影。北海道新聞・全
            道版にカラー写真で掲載。
 ○平成 7年 2月~静内町でこの年、北海道初飛来、日高管内初確認の天然記念物・マガンの群れを撮
            影。北海道新聞(夕刊一面)北海タイムス等の各新聞・全道版で掲載される。
 ○平成 8年 1月~天然記念物・マガンの群れを町内神森地区で発見、その後、約3か月間、観察を続け
            マガンの北海道初越冬を確認。これまでの常識・定説を覆す、貴重な記録となる。
            また、「マガン北海道初越冬か」とフジTV系列全国ニュースで放映。
         2月~毎日新聞・全国版の1面及び社会22面で「北海道静内町でマガン初越冬」の見出し
            と写真入りで越冬記事が掲載。
         2月~日本雁を保護する会に入会。本格的なガンの保護活動を開始。
 ○平成 9年12月~世界から170国が参加して開催された「地球温暖化防止京都会議」で、温暖化が野生
            動物に与えている影響の国内唯一事例として、3年間の「静内町マガン越冬記録」が
            秋田県小友沼の越冬例と共に発表され、世界の注目を集める。
 ○平成10年1月~人工繁殖によりロシア・エカルマ島で放鳥されたシジュウカラガン標識鳥(069)の北海
            道初越冬を観察。
         4月~第1部・写真展、第2部・報道資料展、第3部・観察記録、第4部・パネル展からなる
             「GEESE(雁)の世界へようこそ」を静内町公民館ギャラリーで20日間開催。
 ○平成20年2月~産経新聞1面、生き物異変・温暖化の足音~№9「越冬地北上マガン来なくなる?」の
            タイトルで、静内でのマガン観察行動を8段抜きで紹介される。

  




主な活動暦

○ガン・ハクチョウ類を中心とした野鳥の観察・記録・撮影・研究。
○マガンの観察と保護、越冬環境の整備、基本的事項の認識、普及啓発。
○オオワシ・オジロワシ、ガン・カモ・ハクチョウ類、シマフクロウの種別調査、沙流川・鵡川の河川水辺の国勢調査
 の外、環境省、国土交通省、北海道、日本野鳥の会等の調査を担当。
○静内町発行の「広報しずない」に、昭和60年11月から平成2年8月まで48回にわたり『静内の野鳥たち』及び
 平成3年1月から平成4年8月まで写真とコラムによる『鳥の詩』を20回掲載(合計68回)。
○平成2年4月、「静内町野鳥連絡会」を設立、平成6年12月まで会長として、毎年6月の愛鳥週間などに写真展、
 愛鳥展をはじめ、年二回の探鳥会開催、機関紙発行など、町民の野鳥愛護普及活動を行う。
○平成5年2月から6月までの5カ月間、北海タイムス新聞(函館、胆振、日高版)に『静内の野鳥たち』及び『続・
 静内の野鳥たち』を計60回、執筆と写真を担当、連載。
○平成9年9月から平成18年3月までの9年間、日高中部消防組合(新冠町・静内町・三石町)発行の広報誌表紙
 に「日高の野鳥」と題し、コラムと写真を計18回連載。
○昭和63年11月胆振管内・鵡川町で、絶滅寸前の特別天然記念物コウノトリを発見、撮影。北海道新聞、朝日新
 聞等の全道版に掲載。
○昭和62年11月から平成10年4月まで静内町、浦河町において、日本で数羽しか確認されないアメリカコハクチョ
 ウを観察、北海道新聞・全道版にカラー写真で掲載。以後、11年間、毎年観察を続け記録、日本白鳥の会、北海
 道野鳥愛護会等の各団体発行誌に発表。
○平成7年2月静内町で、北海道初飛来、日高管内初確認の天然記念物・マガンの群れを発見、撮影。北海道新聞
 (夕刊一面)北海タイムス等の各新聞紙・全道版で掲載。
○平成7年12月天然記念物・マガン群れを静内町神森地区で発見。その後、約3か月間、観察を続けマガンの北海
 道初越冬を確認。以後、毎年、一日も欠かさず観察を続ける一方越冬地となる多くの牧場主に理解と協力を求め、
 マガンの越冬環境確保のため活動を続けている。
○平成9年1月より平成18年3月までの10年間(シーズン)、北海道開発局室蘭開発建設部「日高自動車道環境影
 響調査」に係る計画、実施方法につき指導と、観察記録を提供し事業をコーディネート。
○平成9年12月、京都市で開催された地球温暖化防止京都会議のワークショップで、国内の温暖化が野生動物に与
 えた唯一の例として静内町(当時)でのマガン越冬観察記録(事例)が発表される。
○マガン観察記録を日本雁を保護する会、日本白鳥の会、北海道野鳥愛護会、静内文芸を初めとする各団体、新聞
 紙上をはじめ研究紙に発表。
○日高管内各町小学校及び教育講座、静内町各中学校の総合学習、児童館、児童更生援護施設小規模授産所通
 所施設、各老人クラブ、家庭教育学習、労働組合、観光協会、ボランティア団体に野鳥に係る講座、講演等を行う。
○平成9年10月より、毎年の春・秋に十勝管内浦幌町、大樹町、幕別町でオオヒシクイ標識鳥の観察を続けホームペ
  ージで調査結果を公表。また、日本雁を保護する会に調査結果を報告、現在に至る。
○平成10年4月、マガンの保護、啓発活動の一環として第1部・写真展、第2部・報道資料展、第3部・観察記録、第4
 部・パネル展からなる「"GEESE(雁)の世界へようこそ"」を静内町公民館・町民ギャラリーで20日間開催。
○平成12年2月「最北のマガン越冬地・静内」のサイト名で、ホームページを立ち上げ、毎年のマガン越冬観察記録を
 公表するほか、新ひだか町静内 (旧静内町)の各種野鳥情報を全国に発信。
○平成14年7月、北海道開発局室蘭開発建設部より「高規格幹線道路日高自動車道厚賀~静内間道路事業に係る
 環境影響評価技術検討委員会」の委員(鳥類担当)委嘱を受け、環境影響評価に指導、助言を行い現在に至る。
○平成21年6月より、平成22年12月まで計10回、北海道静内農業高等学校で「環境教育推進事業公開講座」講師
 として、二十間道路シリーズ(四季とサクラ、生息する動物たち、愛の花・コスモス、歴史と馬文化、可憐な野草)、
 静内マガンと地球温暖化現象などを講義と講演活動を行う。
○平成22年7月、「しずないさくらの会」事務局長就任。二十間道路桜並木をはじめとする新ひだか町静内の桜の保全、
 普及啓発、
優良親木種子の育成等、桜のまちづくりを担当。
○その他、野鳥関係の研究誌、雑誌、新聞、機関紙等への投稿、写真提供は相当数。  



出版物等
 ●平成3年、静内の自然をモチーフに10年間、撮り溜めた写真から抽出したネイチャーフォトの集大成、ポスト・
   カード『シズナイ・ロマン』発行(12枚一組・500 円)。<好評販売中>
   
 ●平成11年5月20日、成美堂出版(東京都文京区)より発行の【「野鳥観察図鑑」~日本で見られる340 種へ
   のアプローチ/1,500 円/CD付~2,000円】にクマゲラ、ヤマゲラ、オオジシギ、ツグミ、 ニユウナイスズ
   メ、ムクドリ等の写真ネガ数十枚提供、掲載。(270ページ)

 ●新ひだか町(旧静内町)で撮影した写真を新聞、月刊誌、写真集、記念誌、週刊誌、野鳥機関紙、野鳥図鑑、
   公共発行物、会報、機関紙、専門誌、文芸誌、酒(焼酎・ビール)ラベル、菓子類ラベル、テレホンカード、パン
   フレット、ステッカー、ポストカード、ポスター、パネル、道路広告看板などに提供。


 ●平成24年4月17日、写真集・日本一桜名木「静内二十間道路物語」をナチュラリーより発行。
 ●大好評につき、1ヵ月を待たずに5月15日、初版本完売。

 ●平成24年6月15日、写真集・日本一桜名木「二十間道路物語」改訂版(2刷)発行。